ツクモグサ山行 2899.2m 07.06.16
晴れ
美濃戸−行者小屋−文三郎尾根−赤岳−横岳−硫黄岳−赤岳鉱泉−北沢−美濃戸

毎年この時期になると横岳へ出かけたという話が飛び交う。皆の目的はもちろん”ツクモグサ”。

ツクモグサは貴重な高山植物で、本州では横岳と白馬岳周辺だけに咲くということだ。珍しいこともあり人気な花なんだろう。

しかしなかなか都合が合わず、また、天気が悪い週末にその花を見に2800mの稜線まで行く気にはなれず、だったのだが、天気予報が急に好転した。 これはこれはと土曜の仕事は来週に先送りにして急遽、八ヶ岳へ向かった。

6年ぶりに入った美濃戸から、行者小屋−文三郎尾根−赤岳へ。霜柱ができるほど冷えこんだようで、森林限界へ出ると凍える風にさらされた。 手袋と雨具を着込んでから岩場を通過し、すれ違いも数えるほどで赤岳に到着した。上からはすばらしい青空と展望。すでに花はどうでもよくなり、やっぱり山は展望だ!と、満足。

ツクモグサは日ノ岳あたりから硫黄岳山荘が見えるあたりまでの間にたくさん咲いていた。 毛むくじゃらの開けかけの花。風が強くて写真を撮るタイミングを待つ為にしばらく見ていたが、確かにかわいい花だ。 珍しいだけではなく、この姿を見たくて、皆、毎年訪れているんだな。

横岳で関西からいらしているご夫婦の登山者と、周囲の山名などを説明しながら今日の良き日を喜びあった。 ”今日の展望は最高!”などとよく聞く言葉だが、ここまでスカッと澄み渡っているのは久しぶりで、一足早く夏山気分に浸れた一日だった。

美濃戸ゲートP    4:35
赤岳         7:30  7:55発
横岳         9:25  9:50発
硫黄岳       10:50 11:10発
美濃戸ゲートP   13:55

赤岳山荘駐車場
車はまばら。

沢沿いの登山道
南沢を行者小屋へ向かいます。

赤岳
行者小屋前にて

文三郎尾根
実は初めて

中岳−阿弥陀岳 文三郎尾根より 阿弥陀岳 分岐より

赤岳 分岐より 権現岳を越え南アルプス 赤岳直下より

権現岳山頂拡大
今日は南アの峰々がくっきりと見えている。北岳・甲斐駒・仙丈と贅沢な絵になっているなあ。

赤岳山頂  何度来ても違和感を感じる。日本でも屈指の山域の最高峰の頂になぜ小屋がある?? 富士山 赤岳より

阿弥陀岳 赤岳より 奥秩父方面 赤岳より
左が県界尾根、右が真教寺尾根。

横岳、硫黄と繋がる稜線
小屋前のデッキにて

鞍部に雲かかる風景だともっといいんだけど、と、贅沢なことを考えながら、おにぎり。

地蔵尾根の分岐から先、日ノ岳手前には20mの残雪あり。逆ルートだとちょっといやらしい。→拡大 振り返ると鋭鋒な赤岳
さすがに切れ味鋭く格好いいな。

オヤマノエンドウ 御山の豌豆 マメ科 日ノ岳にて ツクモグサ 九十九草 キンポウゲ科 日ノ岳にて
絶滅危惧IB類(EN)

ツクモグサ

横岳全体で咲いていた。花期として最も良い頃合い。
よく聞いていた”うぶ毛”がかわいいというのが良く分かる花姿だ。

ミネズオウ 峰蘇芳
ツツジ科

ウルップソウの赤ちゃん

横岳へ

横岳(奥の院)

赤−中−阿弥陀

横岳より

硫黄岳へ

台座の頭の斜面を下り硫黄岳へ登り返す散歩道

アップな絵シリーズその1
ハクサンイチゲ 白山一華 キンポウゲ科
アップな絵シリーズその2
ツクモグサ

硫黄岳山頂 ほんとにだだっ広い頂だ 硫黄岳の爆裂火口

最後のおにぎりはこの絵を見ながら 赤岩の頭の分岐

ヒメイチゲ 姫一華
キンポウゲ科

大同心かな?

赤岳鉱泉
アイスキャンティの残骸が残る。

コミヤマカタバミ
小深山傍食 カタバミ科

ミヤマエンレイソウ
深山延齢草 ユリ科

北沢の登山道
明るい道と沢歩きはちょっとした上高地気分?

キバナノコマノツメ
黄花の駒の爪 スミレ科

ヤマハタザオ
山旗竿 アブラナ科

ミヤマスミレ 深山菫
スミレ科

最後は林道歩き
木漏れ日が気持ちいいですね

美濃戸山荘

締めは牛乳にて
駐車場は満車でした

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