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直前まで何度も見ていた天気予報では晴れだったが、初狩駅を降りてみれば空は暗い雲が覆っている。駅からは国道20号を渡り中央道をくぐって藤沢の集落から滝子山に進む。 何気なく後を振り返ってみたら、山あいに真っ白な富士山が大きく見えていたので驚いた。家に居ながらにして四季の富士が見られるとは羨ましいことだ。 |
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タチツボスミレ 立坪菫 | チゴユリ 稚児百合 | ヒトリシズカ 一人静 |
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ヤマブキ 山吹 | モミジイチゴ 紅葉苺 オレンジ色の実が付きます |
シュンラン 春蘭 |
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しばらく沢沿いの登山道を進む | ニリンソウ 二輪草 | イワボタン 岩牡丹 |
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ナガバノスミレサイシン 長葉の菫細辛 | エイザンスミレ 叡山菫 | マルバスミレ 丸葉菫 |
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最後の水場、と表示の沢 | アカネスミレ 茜菫 | シロバナアケボノスミレ |
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フイリヒナスミレ 斑入り雛菫 葉脈にそって斑と呼ばれる、まだら模様が入る株を”斑入り”と呼んでいる。ヒナスミレは斑が入りやすいスミレなのだが、この山のヒナスミレは斑がくっきり入ったものばかりだった。 ここまで綺麗な模様のものを見たことが無かったので、花を付けているものを探しながら標高を上げて行ってやっと会えた。 |
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尾根道 | アケボノスミレ 曙菫 | 桧平 |
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滝子山 三角点(1590m)から少し登ると、滝子山の標識(展望のある山頂:1620m)があり、初めての登山者に出会った。 秀麗富岳12景(大月市選定)らしいが、富士は裾野だけしか見えない曇天。しかし裾野だけで想像しても富士が立派に見える山だということが判る。 三ッ峠のアンテナが富士にかかって見える位置になるので少し残念な気がする。 |
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小金沢連嶺南部 滝子山から北に目をやると大菩薩嶺まで続く連続したピークが見える。ここから確認できるのは、左から大谷ヶ丸、ハマイバ丸、黒岳だ。 |
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登山道 | 大谷ヶ丸 | エゾアオイスミレ 蝦夷葵菫 |
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ハマイバ丸(破魔射場丸) | 大蔵高丸 | 白谷丸方面 |
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湯ノ沢峠避難小屋 収容8名 | 小屋内部 電灯&きれいな布団 | 水場 |
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湯ノ沢峠Pとバイオトイレ 小屋から見る位置関係。注意点としては、駐車場が近いのでとんどもない時間に車やバイクの音がするかも、また、小屋の収容人数が少ないので、泊まれない事も考えてテントも必須というところだ。 実際、この日も駐車場の隅に5張のテント村ができあがった。 |
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シュラフを広げ寝床を確保したらお楽しみ時間の始まり。背負ってきたビール1Lのツマミはソーセージやきそば。相性の良いコンビなのでビールもあっという間に無くなった。 夕飯はロールパン+きのこポタージュ。宿泊者は遅い時間に駆け込んできた登山者を入れて7人。最後に日本酒を1合ばかり飲んで早めに横になった。 |
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白谷丸からの富士山 たっぷり寝たはずなのに休み休みの登りで、CTをオーバーして白谷丸に到着した。酒が効いたか? 朝方は煙っていた富士の方向も雲がとれて、霞んではいるがこの上ない展望が待っていた。 この南へ伸びる尾根を見下ろしながらの富士は、今回の旅を通して、幾つもある富士見の場所としては、小金沢連嶺一の眺めだと思う。 |
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黒岳の広葉樹林 山梨の森100選 | 黒岳 1987.5m | 川胡桃沢ノ頭 |
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賽の河原から牛奥ノ雁ヶ腹摺山 | 賽の河原の天場 水場へ下るような道もあった |
牛奥ノ雁ヶ腹摺山 |
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小金沢山 | 小金沢山から富士山方向を見る | 大菩薩嶺 |
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狼平を進む私 左が熊沢山、右が1957ピーク なんて開放的な風景なんだろう。大菩薩峠の近くにこんなに静かで心地良い場所があっただなんて驚きだ。脇へそれる細い踏み跡を辿ってみたら天場スペースもあった。 「狼平 いつか ここで会おう」と書かれた朽ちた道標が転がっていた。確かにそんな言葉が出てきそうな風景が広がっている。 |
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狼平の幕営適地 | 狼平 1957ピークより | 石丸峠 |
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牛ノ寝通りの明るい道 | 三角形の山は雁ヶ腹摺山 | 榧ノ尾山 |
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ヒゲネワチガイソウ 髯根輪違草 | シロバナエンレイソウ 白花延齢草 | アカフタチツボスミレ 赤斑立坪菫 |
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フキノトウ〜 咲いてても天ぷら〜 | フイリフモトスミレ 斑入り麓菫 | ミツバツツジ 三葉躑躅 |
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イワウチワ 岩団扇 小菅へ下っていくと右手の斜面にイワウチワがびっしりと咲く場所がある。けっして珍しい花ではないが、イワカガミほどは見ることが出来ない。 |
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登山口は小橋を渡って左の畑の奥 | 小菅の湯の正面から見て左側に出る | バスの車内で乾杯! |
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