丹沢主脈縦走  08.11.22
焼山登山口バス停 300m  7:29
焼山 1059.6m       8:50/ 9:01
蛭ヶ岳 1673m      11:42/12:07
丹沢山 1567.1m     13:24
塔ノ岳 1491m      14:14/14:20
大倉バス停 290m    15:55
このコースは、焼山登山口のバスの本数が休日に2本と極端に少なくて、日帰りは無理だと思い込んでいた。 そして最近、ご近所の山をもっと登っておきたくて、公共交通機関の組み合わせで、どんな山行が可能かを考えていたら、ここをふっと思い出した。

早速調べてみると、自宅から始発の電車2本とバス2本を乗り継いで行けばギリギリ間に合うぞ。 ヒルもそろそろ出なくなっただろうし、冬枯れの侘しい尾根道もいいなと思って出かけた。

焼山登山口バス停 焼山登山口バス停

橋本駅から三ヶ木でバスの乗り換えをして「焼山登山口」バス停まで。登山者で満席のバスから降りたのは4人だけ。 あれ?少ないなあ。バスに乗ったままの登山者たちはどこへ行くんだろうか。このあたりは明るくないので見当がつかない。

バス停横の神社裏には登山者用トイレもあって便利。 車道から脇道に入って林道になり、ヒル注意の看板を横目に行くと、焼山への登山道入口の道標あり。

バス通りを左折するとすぐに林道になります ヒルを拡散しないように注意! 登山道入口
バス通りを左折するとすぐに林道になります ヒルを拡散しないように注意! →画像拡大 登山道入口

最初の方は石畳だったりします 道は歩き易いです ヒノキの尾根道
最初の方は石畳だったりします 道は歩き易いです ヒノキの尾根道

紅葉の見納め 紅葉の見納め

初めは暗い植林帯だったが、突然に落葉樹林帯の森に変わり、はっとするほどの鮮やかな紅葉が前方に続いていた。

標高を上げていくと今度は黄葉の道 標高を上げていくと
今度は黄葉の道

また暗い植林帯に戻り、日陰側のひんやりと寒い登山道になると、早く暖かな日の光りを浴びたくて、上に明るく見える尾根筋へがつがつと登った。 暖かな道はすぐに縦走路と焼山山頂への分岐になったので、ここは素直に山頂へ向かう。

焼山山頂は10mほどの白い鉄骨組みの展望台があり、上からは蛭ヶ岳から陣馬山あたりまで180度見渡すことができる。 今日は空気が澄んでなかなかの展望。都心の高層ビル群の遥か向こうには、先週、まゆ太さんたちと登った、まゆ太さんの百名山百座目となった筑波山が霞んで見えていた。 今日こうして見えていることが、とても嬉しい。不思議な縁だよね。

焼山山頂 筑波山遠望
焼山山頂 →焼山のいわれ
こんな展望台があるなんてびっくり
筑波山遠望 山の神様がこれを見せる為に今週ここへ来るよう導いたみたい。

宮ヶ瀬湖 宮ヶ瀬湖

焼山展望台より

後で自分の百名山登頂数を数えてみたら筑波山で49山目だった。さて、記念?の50山目はどこだろう?

歩き出すとすぐに下の分岐で別れた縦走路に戻る。山頂の少し先でほとんど下ることもなく合流するので、山頂経由で歩いた方がいいだろう。

鳥屋分岐 霜柱の白い道 黍殻山(きびがらやま)
鳥屋分岐 鳥屋(とや)へはガケ崩れで通行止中でした 霜柱の白い道 黍殻山(きびがらやま)

黍殻山のピークも寄りたかったので尾根への分岐を登る。けっこう急で荒い息でピークに登りつめると変な設備あり。 「青根雨量観測局」とプレートが貼ってあった。何も頂上に置かなくてもよいだろうに。

焼山以降はとっくに紅葉が終わっていて、葉が落ちきった明るい尾根歩きになる。 なだらかで走れそうな道が続き、登山者も見かけずとても静かだ。ここは季節を変えて再び訪れたいと思わせる道だった。

登山道その1 登山道その2
登山道その1 登山道その2

黍殻避難小屋はこんな園地にある 黍殻避難小屋 内部はきれいです。約10人
黍殻避難小屋はこんな園地にある。牧歌的です 黍殻避難小屋 トイレは別棟です 内部はきれいです。約10人

姫次 姫次
(ひめつぐ、ひめつぎ)

目の前がぱっと開け、富士山が正面に見えると姫次に到着。テーブルが幾つかあるが誰も居ない。

ここは丹沢好きからよく聞いていた地名だったので、実際に来ることができて嬉しい。

いったん原小屋平まで下りて、なだらかにな道を行くと、木道やらが出てきて蛭ヶ岳直下の急登が始まる。 階段状になったきつい登りで、あともう少しと思って上を見ると、何やら見覚えのある人が。

「こんちわー」と挨拶した相手はこつこつさん。10分近く話し込んで、じゃまたねーと別れた。 何度目のバッタリだか忘れちゃったけど、笊ヶ岳とか甲斐駒黒戸とか変なとこで出会うなあ。

この登りきついです こつこつさん〜ばいばい〜 蛭ヶ岳山頂です
この登りきついです こつこつさん〜ばいばい〜 蛭ヶ岳山頂です

お昼時なので蛭ヶ岳山頂のテーブルは全部埋まっていた。日が当たる地面は田んぼのようにぐちゃぐちゃで、なんだか落ち着かない。 空いているスペースにザックを置いて、おにぎりをぱぱっと食べて丹沢山へ向かう。

富士山 蛭ヶ岳山頂より
富士山 蛭ヶ岳山頂より

南アルプス一望 蛭ヶ岳山頂より
南アルプス一望 蛭ヶ岳山頂より ※画像クリックで山名が出ます。

不動ノ峰、丹沢山へ 不動ノ峰、丹沢山へ

蛭ヶ岳から丹沢山までは笹原が美しい明るい尾根が続く。蛭ヶ岳以降は人が多くなり、登山道の雰囲気も違うので、まったく別の山へ来たような感じ。

この時期は初めてだが、イバラのとげがやけに多くて、こんなだったっけかなあ?と首をかしげながら歩いた。

丹沢山へ 竜ヶ馬場
丹沢山へ 不動ノ峰より 竜ヶ馬場

さて、公共交通機関の醍醐味(?)、ビールを飲まなきゃだめなのだ。どこで飲もうかと考えていたけれど、やっぱり展望も無いのに賑わっている丹沢山は遠慮したい。 そのまま素通りして、竜ヶ馬場でテーブルに寝転がって休憩。 みやま山荘でビール買ってくれば良かったなあ、陽射しを避けるように顔の上に腕を組んで、足をぶらぶらさせて5分ほど休憩。

塔ノ岳

山頂はすでに日陰になって寒々とした雰囲気。憩う人達はみな着込んでいる。あんまりビールな気持ちにならないな。

一応、塔ノ岳ということで、はっしーを探してみたけど時間が時間だけに居ません。絶対今日あたり登っていると思うんだけど。
塔ノ岳

ここも素通りだなと思っていたら「たけさん!」と声をかけられた。あーー、とっしーさんじゃないですか。 GWの燕岳以来のバッタリ!。今日の行程のことなど話して、では、また、と変な感じで別れた。 同じような山域を歩いているから、また会うことでしょう。今日は2人の知り合いに出会うなんて、さすが丹沢です。

後はとっとこ下るだけだが、よく考えたら大倉までは1200mの標高差がある。ここからも長かった。 山慣れていない人が大勢下っているので、追い抜くことばかりで余計に疲れる。 酒の匂いをぷんぷんさせているおじさん達もいたし、この時間から登ってくる人も何人かいて驚いた。

紅葉は駒止茶屋から見晴茶屋の間が良かった。来週はもっときれいだろう。

大倉尾根の紅葉1 大倉尾根の紅葉2
大倉尾根の紅葉1 大倉尾根の紅葉2

とにかく、のどが渇いた。よーし、停留所にバスが待っていなかったらビールだー!、と最後の車道も早足で大倉バス停着。 そしたら今にも発車しそうな登山者満載のバスが〜。

大倉バス停 大倉バス停

わーっと走って乗り込んだらすぐにバスが出た。汗だくのまま立ちんぼでバスに揺られる。ああ、悲しい条件反射・・・。

ちなみに、この写真は走りながら撮ってます。さすが日本メーカーの手ぶれ防止技術!。。。はあ。

ま、兎にも角にも、達成感ある山行でした。

丹沢・箱根ヘ