三角ノ頭・丹沢山 1331m / 1567.1m 06.05.28

塩水橋      7:30
キュウハ沢出合  8:20
三角ノ頭    10:35
日高
丹沢山     11:50 13:20発
〜天王寺尾根〜
本谷橋     15:45
塩水橋     16:20
今回はぜいぜいさん主催の丹沢”三角ノ頭シロヤシオツアー”に参加してきました。参加者は、ぜいぜいさんご夫婦、 まきくまさんロビンさんTiCAさんまゆ太さんご夫婦、 K林さん親子、しまちゃん、食う寝るさんだーすさん、こつこつさん、たけさんの合計13名の大所帯!ほんの数日前に掲示板での告知となり急な話でしたが、大勢の山好きの面々が集まって賑やかな山となり、 霧に煙るブナの新緑の中を、たっぷりとマイナスイオンを浴びながら歩いてきました。
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小雨降る中、好天に変わる予報を信じて塩水橋の駐車スペースに一番乗りした多摩チーム。ゲート前のスペースを合わせると6,7台分置けそうだ。 7時頃に最後のヤビツ峠チームが揃い、全員準備が出来たあと、初顔合わせもあったので、いつもの如く微妙な自己紹介をしてから登り始める。 舗装された林道を歩いているうちに雨はあがるだろう、なんて言っていたが、雨が止まぬうちにキュウハ沢出合近くの取り付き部まで来てしまう。

道路沿いの駐車スペース 一般車通行止の林道を歩きます キュウハ沢出合の尾根取り付き部
道路沿いの駐車スペース 一般車通行止の林道を歩きます キュウハ沢出合の尾根取り付き部
(橋を渡って15mほど進んだ右手)

取り付きは判り難く1人では見過ごしてしまいそう。すぐには入らずに各々山蛭対策として、忌避剤(虫除けスプレーみたいなもの)を靴やスパッツにシューっとかけている。 私も効果は期待できないが虫除けスプレーをかけてみた。さあ、ヒルの巣窟へいざ行かん!!

・・・しかし、その勢いは1分も経たぬうちに萎え萎えに。。。「ぎょえ〜」「い゛やぁ〜」という何かの断末魔のような叫び声が静かな山中に響き渡る。(へっ、ヒルぐらい)と思っていた私も 耳をつんざくような叫び声に、50%ぐらい勢いダウン↓ 前を歩いていたTiCAさんも「え?なになに?えっ?出たの!?」と慌てはじめた。
地面をよく見て歩くと、おぞましい動きの茶色い長いモノがいやがる!「へーこれがヤマビルか〜初めて〜」と、うわべだけの余裕をかましていたら、なんだろう?TiCAさんのスパッツを、がんばって登っているヤツがいるではないか〜!「ち、TiCAさん、いるぅ〜」と、これにて勢い25%↓ それ以後3,4度這い上がったヒルを教えていたが、ついに後から 「たけさん、左足にいるよ」と教えられて、勢い0%。。。あーやだぁ、ヒルって登るのが早くて(1分で1m進むとか)、ちょっと目を離すと、とんでもないとこまで到達している。
しばらく悲鳴を聞きながら、ヒルにたかられないように早足でズンズン登って行く。

道は作業道がついておりしっかりしている。標高を上げて行くとヒルも少なくなってきた。ちょっとした広場で休憩した。でも、皆でじっと地面を見てみると、動いているのヒルが見つかる。気が抜けない。

にこやかだがヒル疲れの面々 ギンリョウソウ 銀竜草 キュウハ沢出合の尾根取り付き部
にこやかだがヒル疲れが顔に残る面々 ギンリョウソウ 銀竜草
たくさん咲いていた
カメラを向けるとすぐさま反応する人とボケ顔のままの人。なるほどなー

植林帯が終わる頃、作業道をから右の尾根に上がり道無きコースを進むと、シロヤシオのトンネルができる三角ノ頭周辺に出る。うーん確かにトンネルですね、咲いていれば。。。 なーんと今年はシロヤシオは時期云々以前に、花芽もほとんど付けていない。去年が数年ぶりの大当たりの年だったからか、今年は花を咲かす力が蓄えられていなかったようだ。

残念には違いないが、皆の顔は目的地に着けた事と、なんと言ってもヒル地帯を抜けたことで、晴れ晴れとしたいい顔になっている。 ブナやツツジの新緑が明るく輝いて、雨で森が喜び元気を分け与えてくれているようだ。

ブナとツツジの新緑 シロヤシオツツジ 僅かに咲いていた
ブナとツツジの新緑 シロヤシオツツジ 僅かに咲いていた

山野草はほとんど無かったが、それでも地面を探してみると、小さな花達が力を振り絞るように点々と咲いていた。

ヤマクワガタ 山鍬形 マルバスミレ 丸葉 マイヅルソウ 舞鶴草
ヤマクワガタ 山鍬形 マルバスミレ 丸葉菫 マイヅルソウ 舞鶴草

ブナとツツジの新緑 日高近くのガレ場にて
まゆ太夫妻、食う寝るさん、まきくまさん、しまちゃん、TiCAさん。

三角ノ頭から日高へは両側が崩壊したヤセ尾根を進む箇所がある。木々が無くなった途端に強風にあおられた。アセビ(馬酔木)の葉が、ガスった風景にオレンジ色で目立っていた。 こんな天候でも大勢で歩く楽しさからか、皆の顔から笑顔が絶えない。

日高へ出てから作戦会議。当初の予定では塔ノ岳経由で新大日から長尾尾根を下山だったが、この嵐のような天候では塔ノ岳より丹沢山でお昼ご飯がマシだろうということで、 丹沢山−天王寺尾根下山に予定変更。

程なく進むと本日初めての登山者と出会った。空も明るくなり多少温度も上がってきた。主脈縦走路となったので皆それぞれのぺースで丹沢山へ向かい、腹が空いた頃到着。 百名山といえどこの天気なので、2,3名の登山者しか見かけなかった。さぁ、ごはん、ゴハン!

丹沢山山頂 腹減った〜。ガサゴソ・・ スヌ太出演中、幻のY棒ヌードル!、お稲荷さん(ロ)とすき焼き(まき)、採れたてを持ってさくらんぼ娘がやってきた
丹沢山山頂 腹減った〜。ガサゴソ・・ スヌ太出演中、幻のY棒ヌードル、お稲荷さんとすき焼き、採れたてを持ってさくらんぼ娘がやってきた

そういえばTiCAさんはY棒さんのカップヌードルを食べてました。しばらく山に行けないからって取り上げてきたのでしょうか。もしかして、のび太とジャイアンな力関係なのかな?

\之助さん:抹茶ロール、まゆ太さん:生八橋、ロビンお手製お茶クッキー、ドライマンゴー:しまちゃん 集合写真 誰が誰でしょうか ハコネシロガネソウ 箱根白銀草
\之助さん:抹茶ロール、まゆ太さん:生八橋、ロビンお手製クッキー、ドライマンゴー:しまちゃん ご馳走様でした! 集合写真 誰が誰でしょうか ハコネシロガネソウ 箱根白銀草

天王寺尾根もブナが素晴らしかった。霧が立ち込めて吸い込まれるような森が広がっていた。天気が良い日ばかり選んで山に入っていると、この幻想的な光景には出会えない。また山歩きの幅が広がりそうだ。

ブナの森。木道の脇にはバイケイソウがいっぱい 神々しさも感じるブナの森
ブナの森。木道の脇にはバイケイソウがいっぱい 神々しさも感じるブナの森

さ迷っているみたいですね 一度展望が開けます
さ迷っているみたいですね 一度展望が開けます

だいぶ下がってきたら薄日が射し始めて緑が輝き出した。眩しい緑にも皆の足が止まる。

森の息吹を感じるのにはいい時期です こんな道を下っていきます
森の息吹を感じるのにはいい時期です こんな道を下っていきます

と、ここで恐れていた事件が発生!後が騒がしいなと見てみたら、ぜいぜいさんとこがザワザワしている。なーんと、横っ腹からヒル発見の報告が!みんなとにかくカメラを手に集合している(笑

しまちゃんの手には最後の晩餐を終えたヒルくんがコロコロしていた。血を吸ったヒルは2週間後に卵を産んでネズミ算式に増えていくので必ず殺す必要がある。しかも1年は血を吸わなくても生きるらしい。
※ぜいぜいさんの栄養たっぷりの血を吸ったヒルを見たい方はクリック!→ヤマビル

こんなのを見ると途端に体が痒くなる。登りの時にはK林さんも噛まれたが、すぐにとったのでぜいぜいさんほどの出血にはならなかった。 ヒルは痛みを感じなくする為のモルヒネみたいな物質や、血液が凝固しない物質を出すので、気付いたら血が驚くほど出ていることがあるとのこと。けっこう高度な技を使うヤツだ。

血染めシャツのぜいぜいさん。身を張ってイベントを用意してくれました 植林帯が出てくるともうすぐです フタリシズカ 二人静
血染めシャツのぜいぜいさん。身を張ってイベントを用意してくれました 植林帯が出てくるともうすぐです フタリシズカ 二人静

下りも沢近くでヒルにたかられていたので林道にでた途端安堵のため息。のんびり歩いて帰ると西日が射してきた。もうこんな時間なのねと驚く。ほんとに楽しい時間はあっという間に過ぎる。 ゲートが見えてきた。一同入念にヒルチェックを済ませてから車に乗り込んだ。

本谷橋へは一度徒渉あり ハルユキノシタ 春雪の下 塩水橋のゲート到着〜お疲れ様でした!
本谷橋へは一度徒渉あり ハルユキノシタ 春雪の下
ほぼ終わり。ユキノシタより花期が早い
塩水橋のゲート到着〜お疲れ様でした!

帰りは皆で宮ヶ瀬まで移動して夕飯を共にした。天気が悪くてもこんなに楽しかったのは皆さんのおかげです。
楽しい一日をありがとうございました!

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