アヤメ平と尾瀬ヶ原周遊 1969m , 1400m -ワタスゲの頃- 2012.06.30

富士見下駐車場     4:36
富士見小屋       6:07
アヤメ平        6:41 7:10発
竜宮十字路       8:47
中田代三叉路      9:36
ヨッピ橋手前の池塘   10:09 10:22発
鳩待峠         12:09
アヤメ平        13:36 13:46発
富士見下駐車場     15:11


今年の尾瀬入り三度目にしてやっと私の尾瀬基本入山口の富士見下から尾瀬ヶ原を周遊する。 小雨模様の林道を走り深夜2時に暗闇の駐車場に到着すると先着は1台のみ。 仮眠して4時過ぎに起きてみても車は増えていなかった。

今回の尾瀬の目的はアヤメ平と原のワタスゲだ。新緑に覆われた湿原はさぞ尾瀬らしい姿を見せてくれることでしょう。

ガスがかった田代原の林道を歩く 日が当たり始めて森一斉に輝きだした。
ガスがかった田代原の林道を歩く。 日が当たり始めて森が一斉に輝きだした。

ゴゼンタチバナ 御前橘 ミズキ科 ニョイスミレ 如意菫 スミレ科(別名;ツボスミレ) 富士見小屋
ゴゼンタチバナ 御前橘 ミズキ科 ニョイスミレ 如意菫 スミレ科
(別名;ツボスミレ)
富士見小屋

道々に咲く小さな花を撮りながら緑濃くなった林道をぽくぽく歩く。一汗かいて富士見小屋に到着。カーテンが閉められていたので人が入っていないようだ。

晴れの嬉しさに富士見田代に駆け上がると、水芭蕉が残る池塘に燧ヶ岳と青空が映り込んでいた。

富士見田代の池塘。水芭蕉と燧ヶ岳をセットで見れた、嬉しい。
富士見田代の池塘。水芭蕉と燧ヶ岳をセットで見れた、嬉しい。

高層湿原にも夏らしい花が咲きだした。今回新しいコンデジを持って来たんだけど接写のピント合わせに四苦八苦。むむ、これは焦点距離にクセがありそう。。

コイワカガミ 小岩鏡 イワウメ科 チングルマ 稚児車 バラ科 ヒメシャクナゲ 姫石楠花 ツツジ科
コイワカガミ 小岩鏡 イワウメ科 チングルマ 稚児車 バラ科 ヒメシャクナゲ 姫石楠花 ツツジ科
ピントが奥に合ってる。。

さ、早くアヤメ平へ!

台地の縁に付けられた木道を天上へ歩く。 左を向けば日光方面です。遠く中央に霞んでいるのが日光白根山。深い森が美しい。
台地の縁に付けられた木道を天上へ歩く。 左を向けば日光方面です。遠く中央に霞んでいるのが日光白根山。深い森が美しい。

木道沿いにはチングルマが続きます。 アヤメ平到着〜!
木道沿いにはチングルマが続きます。 アヤメ平到着〜!

アヤメ平の池塘越しに見る至仏山。
アヤメ平の池塘越しに見る至仏山。

燧ヶ岳、望遠なので大きく見えます。
燧ヶ岳、望遠なので大きく見えます。

景鶴山と平ヶ岳。さすが平ヶ岳は残雪ありますね。 冷たいオールフリー!また応募しようかな。
景鶴山と平ヶ岳。さすが平ヶ岳は残雪ありますね。 冷たいオールフリー!また応募しようかな。

はあ、なんて気持ちいいんだろうか。まだ誰にも会っていないので静か過ぎます。小鳥のさえずりとカエルの声と羽虫の音。 心地良い風が吹いていて虫も気になりません。

ベンチで朝食を食べながら「この時間から飲んで夕方帰るのもいいだろうな。」と本気で思った。 今日の目的の半分を達成です。

サンドイッチを食べ終わる頃、鳩待峠方面から最初の登山者が。それをきっかけにして腰を上げ、長沢新道を竜宮十字路へ降り始めます。

タテヤマリンドウ 立山竜胆 リンドウ科 ミツバオウレン 三葉黄蓮 キンポウゲ科 コケイラン 小尢磨@ラン科
タテヤマリンドウ 立山竜胆 リンドウ科 ミツバオウレン 三葉黄蓮 キンポウゲ科 コケイラン 小尢磨@ラン科

上部の滑りやすい木道が終わると急な山道に変わる。登ってくる人は皆息が上がって苦しそう。 橋を渡って平坦な道になるとやがて森を抜け湿原に出る。この道は湿原に出る瞬間が好きです。

巨大化した水芭蕉の葉。特に沢沿いは山から流れてくる栄養素が多いのででかくなります。 至仏も見えてきた。
巨大化した水芭蕉の葉。特に沢沿いは山から流れてくる栄養素が多いのででかくなります。 至仏も見えてきた。

ミヤマツボスミレ 深山坪菫 スミレ科 ミツガシワ 三槲 リンドウ科 サギスゲ 鷺菅 カヤツリグサ科
ミヤマツボスミレ 深山坪菫 スミレ科 ミツガシワ 三槲 リンドウ科 サギスゲ 鷺菅 カヤツリグサ科
果穂です。

竜宮十字路へ。ワタスゲが木道に揺れます。 竜宮十字路の池塘から至仏山。
竜宮十字路へ。ワタスゲが木道に揺れます。 竜宮十字路の池塘から至仏山。

はあ、原に下りてもまだいい天気。歩く人もまばらなのは、まだ朝方だからかな?

以下中田代周遊。牛首で折れてヨッピ橋手前の池塘を目指して写真を撮りながらゆっくり歩きます。

燧ヶ岳とワタスゲ。竜宮付近。
燧ヶ岳とワタスゲ。竜宮付近にて。

中田代の広大な湿原。ヤマドリゼンマイの若葉とレンゲツツジの赤がアクセントになています。
中田代の広大な湿原。ヤマドリゼンマイの若葉とレンゲツツジの赤がアクセントになています。

池塘と白樺。中田代にて。 池塘からヒメシャクナゲが顔を出しています。
池塘と白樺。中田代にて。 池塘からヒメシャクナゲが顔を出しています。

レンゲツツジと至仏山。中田代にて。
レンゲツツジと至仏山。中田代にて。

レンゲツツジと燧ヶ岳。中田代にて。
レンゲツツジと燧ヶ岳。中田代にて。この画面の輝きが夏ですね〜!

カキツバタ 杜若・燕子花 アヤメ科 オゼタイゲキ 尾瀬大戟 トウダイグサ科 ワタスゲ 綿菅 カヤツリグサ科
カキツバタ 杜若・燕子花 アヤメ科 オゼタイゲキ 尾瀬大戟 トウダイグサ科 ワタスゲ 綿菅 カヤツリグサ科
果穂です。

携帯電話のカメラで撮った一枚。専用のカメラなんていらない世の中になってきました。。。
携帯電話のカメラで撮った一枚。専用のカメラなんていらない世の中になってきました。。。
池塘に映るハイカーがいいですね。

中田代三叉路(牛首分岐)。今日は空いています。 池塘に浮かぶヒツジグサの葉は秋になると紅葉します。
中田代三叉路(牛首分岐)。今日は空いています。 分岐を折れヨッピ橋方面へ。
池塘に浮かぶヒツジグサの葉は秋になると紅葉します。

ズミ 酸実 バラ科 下ノ大堀川の拠水林を抜けるとワタスゲの原が広がります。
ズミ 酸実 バラ科 下ノ大堀川の拠水林を抜けるとワタスゲの原が広がります。

ワタスゲと燧。 爽やかそうな絵ですが実際は暑いです。帽子必須!
ワタスゲと燧。 爽やかそうな絵ですが実際は暑いです。帽子必須!

ミツガシワと燧ヶ岳。ヨッピ橋近くの池塘にて。
池塘に咲くミツガシワと燧ヶ岳。ヨッピ橋近くの池塘にて。

この池塘のそばにあるベンチでお昼休憩。

ほんとはヨッピ橋、見晴まで行きたいところだが、写真を撮っていたらいい時間になってしまった。この後も長いので大人しく鳩待峠へ。

ニッコウキスゲ 日光黄菅 ユリ科 別名:禅庭花 ツマトリソウ 端取草 サクラソウ科 コツマトリソウかもね。 オオバタチツボスミレ 大葉立坪菫 スミレ科 絶滅危惧II類(VU)
ニッコウキスゲ 日光黄菅 ユリ科
別名:禅庭花
ツマトリソウ 端取草 サクラソウ科
コツマトリソウかもね。
オオバタチツボスミレ 大葉立坪菫
絶滅危惧II類(VU)

牛首のワタスゲ大群落。今日歩いたコースではこの群生が一番見応えありました。
牛首のワタスゲ大群落。今日歩いたコースではこの群生が一番見応えありました。

ワタスゲを見に来た、と言える絵ですね。
ワタスゲを見に来た、と言える絵ですね。

ナガバノモウセンゴケ 長葉の毛氈苔 モウセンゴケ科 絶滅危惧II類(VU) こちらはモウセンゴケ。こちらも溶けかけた虫が付いています。
ナガバノモウセンゴケ 長葉の毛氈苔 モウセンゴケ科
絶滅危惧II類(VU) 捕食中。虫を巻き込んでいます。
こちらはモウセンゴケ。こちらも溶けかけた虫が付いています。

ウラジロヨウラク 裏白瓔珞 ツツジ科 オゼコウホネ 尾瀬河骨 スイレン科 絶滅危惧II類(VU) ルリイトトンボが止まっています。 池塘を泳ぐアカハライモリ
ウラジロヨウラク 裏白瓔珞 ツツジ科 オゼコウホネ 尾瀬河骨 スイレン科
絶滅危惧II類(VU) ルリイトトンボが止まっています。ちなみにエゾイトトンボとかオゼイトトンボとか、ブルー系の似た様なトンボも多いみたいです。
池塘を泳ぐアカハライモリ

山ノ鼻にはテント村が出来上がっていました。泊まりたいなあ。 コブヤハズカミキリ。木道の上をのそのそ歩いているので踏まないようにね。 マイヅルソウ 舞鶴草 ユリ科
山ノ鼻にはテント村が出来上がっていました。泊まりたいなあ。 コブヤハズカミキリ。木道の上をのそのそ歩いているので踏まないようにね。 マイヅルソウ 舞鶴草 ユリ科

鳩待峠。

空いています。尾瀬ヶ原でも感じましたが今日は人の入りが少ない。今日というより水芭蕉と日光キスゲの間は、尾瀬では端境期となるので人混みも少なくオススメです。梅雨時でもありますがね。
鳩待峠。

コミヤマカタバミ 一休みしたら鳩待通りからアヤメ平へ。鳩待通りは緩やかな道なので歩きやすいですが、残雪の時期は踏み抜き多しです。

空には雲が広がっていたので早足で歩く。花はほぼ無い道ですがコミヤマカタバミがひっそり咲いています。

横田代の上部から至仏山方向を見る。山はすっかりガスに覆われました。 ムラサキヤシオ 紫八染 ツツジ科 中原山にて。
横田代の上部から至仏山方向を見る。山はすっかりガスに覆われました。 ムラサキヤシオ 紫八染 ツツジ科 中原山にて。

アヤメ平に戻ってきました。

ベンチには先客1人。ぬるくなったオールフリーを一気に飲み干した。

今日はとてもいい日だった。横田代で展望があれば満点だったな、と贅沢なことを思いながらザックの中で潰れていたチーズパンを食べて最後の休息。
アヤメ平に戻ってきました

ハクサンチドリ 白山千鳥 ラン科 田代原まで降りると日が差していました。 富士見下駐車場
ハクサンチドリ 白山千鳥 ラン科 田代原まで降りると日が差していました。 富士見下駐車場

駐車場には7台の車。林道の途中珍しく人を抜かしてきたけど、車が入っても大体こんな感じ。

計算すると今日は34.6km歩いたことになる。10時間歩き詰めな一日だったけれど、緑に覆われた潤いの頃の尾瀬に来るといつも欲張ってしまいます。

アヤメ平からのぐるっと展望を YouTube にUPしました。
※重いですけど、鳥のさえずりやカエルの声などメルヘン?な天空湿原が分かります。
http://www.youtube.com/watch?v=qSZkIoOYczw&feature=plcp


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