尾瀬ヶ原・アヤメ平 1400m,1969m
 2010/06/12

富士見下駐車場    6:00
富士見小屋      7:35
アヤメ平       7:50
-長沢新道-
竜宮十字路      9:25
-中田代・下田代・上田代周遊-
鳩待峠       14:10
アヤメ平      15:45
富士見下駐車場   17:35

今年の尾瀬入りは水芭蕉の時期には遅れてしまった。それでも予報通りの天気に気をよくして、今日の原やアヤメ平を想像しながら靴紐を締めた。 新車の寝心地は申し分なく、仮眠程度ではあったけれど疲れは無い。道々の小さな花を見つけながら新緑の清々しい林道を緩やかに登って行く。


富士見下駐車場 朝は4,5台

アギスミレ 顎菫 スミレ科

オオチゴユリ 大稚児百合 ユリ科


田代原

イワナシ 岩梨 ツツジ科

富士見小屋

富士見小屋は窓にカーテンがかかっていた。樹林の中の残雪を越えて富士見田代を行くと、シャーベット状になった残雪が浮かぶ池沼から燧ヶ岳がくっきり見えていた。 うん、いい天気。


小屋から樹林帯に入ると雪道です。

ショウジョウバカマ 猩々袴 ユリ科

ミズバショウ 水芭蕉 サトイモ科

燧ヶ岳

富士見田代にて。
池の周囲には水芭蕉も咲いています。

そのままアヤメ平へ駆け上がり少し休憩。いつもながらに気持ちいい風が流れていた。


台地の縁に付けられた木道を登る

アヤメ平 1969m

至仏山

アヤメ平の池沼越しに見える至仏は雪が多く感じる。

富士見田代に戻り残雪の長沢新道を下る。出会う人も無いまま尾瀬ヶ原に出ると、さすがに竜宮の木道は大勢の人で賑わっていた。

長沢新道

雪多し。赤テと踏み跡見失わない様に。


オオタチツボスミレ 大立坪菫スミレ科

ミヤマエンレイソウ 深山延齢草ユリ科

長沢新道の下部はブナの新緑が美しい

長沢新道の終点にて

この辺りの展望も好物です。


小川沿いに咲く立金花

竜宮十字路と景鶴山

そして、牛首、ヨッピ橋、東電尾瀬橋、見晴、そしてまた牛首までと、中田代・下田代を周遊。 研究見本園もぐるっと周ってから、混み合ってきた木道を右に左へ人を抜かしながら鳩待峠まで。


竜宮十字路

立金花の群生


竜宮の木道

中田代の池沼と白樺

水芭蕉大定番ポイント。ほとんど終わっていますね。


タテヤマリンドウ 立山竜胆 リンドウ科

ニリンソウ 二輪草 キンポウゲ科


ヤマドリゼンマイ けっこう背が高くなります

オオバタチツボスミレ 大葉立坪菫 絶滅危惧II類(VU)


燧ヶ岳

牛首分岐 人いっぱい

池沼


竜宮十字路に戻って

見晴


尾瀬植物研究見本園

鳩待峠 帰りの人でごったがえしています

時計は14時を過ぎている。 帰りのバスを待ちながら憩う人たちの間を抜けてまた森に入ると、長沢新道のような静けさが戻ってきた。

途中、道の傍らで小さな花を接写する登山者が。「何の花かな?」と思いながら通り過ぎると、後ろに置かれたカメラ用ザックに見覚えあり。 引き返して声をかけるとやっぱり尾瀬のJUNさんだった。

鳩待通りは横田代まで樹林帯が続くのでこの時期残雪が多い。 登り方向なら問題ないと思うが、悪天や暗い時間帯は特に下り方向は注意が必要。


鳩待通り

横田代に出ると残雪から解放されます


アヤメ平に戻ってきた。人け無し。

雲も出てきて日も傾いてきました。

横田代の木道で寝転んで休んだ後は、とっとと帰ろうと人けが消えた木道を行くと、富士見田代分岐あたりで枝を杖代わりにした年配のご夫婦がアヤメ平方向へ登ってきた。 挨拶すると「この道行けば鳩待峠へ行けますよね?」とご主人の質問が。

2人共山慣れた風でもないし、疲れと不安が入り混じったような顔をしている。この様子では今からだと夕方6時を回ってしまいそうだ。 つっこんで聞いてみると明かりも持っていないとのことで、こりゃさすがに置いていけないなぁ。

登山地図を広げて、これからの道や日没が迫っていることを伝えて、私と共に富士見下駐車場への下山を提案。 富士見下も長い距離ではあるが、雪も無いし途中で暗くなっても林道だから安心できる。

富士見下P

ご夫婦は、雪の長沢新道(あんな登山道+雪道とは知らずに)を登ってきて体力をかなり消耗していたそうで、素直にその案を受け入れてもらえた。

山や尾瀬の魅力を話しながら歩いて、無事に富士見下駐車場へ到着。

車に誘うと2人はあまりにも車内がきれいで、登山靴で乗るのが申し訳無さそうだった。 まあ、そりゃそうか、この新車に初めて人を乗せるんだもの。

初めて助手席に座ったのが見ず知らずのおっちゃんというのも面白い。

戸倉の駐車場でご夫婦を降ろすと「お世話になりました、これ少ないですが受け取ってください」と紙につつんだものが。 そりゃ断ったが「ビール代にしてください」と譲らずで。。。

あぁ、道すがら「下山後のビールはたまらんですよね」とバカみたいに連呼していたからなあ、おれ。 ビールを催促しているように聞こえちゃったかと、少し恥じながら「じゃ、おもいっきり、ビール飲みます!」と、有り難くお礼を受け取りご夫婦と別れた。

今日のビールたち

後で包みを開くとかなりの額。もちろん、ビール代なんだからと、近所のコンビニで全力でご購入。

あ〜ビールの二日酔いってきついんだよね〜^^


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