笠ヶ岳・悪沢岳 2057.5m / 2043m 08.05.06
晴れ
鳩待峠−笠ヶ岳(直下)−悪沢岳−鳩待峠

尾瀬の代表的な入山口である鳩待峠には、この時期の2週間ほどしか一般車の乗り入れはできない。 駐車料金は2500円と割高だが、それでも鳩待峠の駐車場がすぐに満車になるのは、この一瞬の白い尾瀬や、至仏山の山スキーの魅力に取り付かれ、毎年の様に訪れる人が多いからだろう。

好天予報のGW最終日、山仲間のまきくまさんはっしーとで、笠ヶ岳へ行くことになった。 駐車場に着いたのは午前6時半ごろ。この時点でほぼ満車。日程的にも空いているだろうと思っていたがギリギリだった。

気温は低く雪もよく締まっていて歩き易い。斜度が出てきてからアイゼンを装着し、笠ヶ岳への分岐までサクサク登る。 分岐からは笠ヶ岳までの稜線が気持ちよく伸びていた。右手には谷川岳の一ノ倉の岩壁が黒々と眺められ、巻機、越後駒と続く山稜は白く美しい。

トレースを辿っていくと、笠ヶ岳直下(20mぐらい下か?)で、岩とハイマツ帯に行く手を阻まれた。 もっと残雪が多い時期の古いトレースだったので、この時期山頂へ行くには、夏道通りに廻りこんでから直登しないとダメらしい。 今から登りなおすのも面倒だし、まあ、ほぼ山頂だから、ここでいいかと引き返すことにした。

帰り道、悪沢岳からショートカットして鳩待峠へ降りようと山頂の縁まで来ると、目の前に広がる尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の展望に3人共「わーすごい!」。 目的のピークの笠ヶ岳を踏めなかったことが、多少もやもやと引っかかっていたが、 この見晴らしの良さに胸の内もスカッと晴れて、ただただ気分がいい山行として締めくくることができた。 登山道にとらわれずに、森を自由に歩けるのはこの時期ならでは。トレースを外れても足が沈むことなく、最後まで快適に歩くことができた。

温泉を出たあと「あっちに戻ったら飲みに行こうよ。」との提案に、異論が出なかったことは言うまでも無い。

鳩待峠P      6:50
オヤマ沢田代分岐  8:30
笠ヶ岳(直下)  10:35
悪沢岳      12:25  13:10発
鳩待峠P     13:55

鳩待峠駐車場。

さくさく登っていきます。

この時期は早くから見晴らしが利くようになります。 オヤマ沢田代手前から森林限界。右奥は燧ヶ岳です。

笠ヶ岳へ気持ちの良い稜線歩き。 谷川岳もよく見えます。

右に小笠と笠ヶ岳、左奥は武尊山。

小笠。
寄ってみました。

小笠山頂。

谷川岳、朝日岳。
小笠より。

左に黒々と岩壁を見せているのが谷川岳、右に大きな山体に雪を付けているのが朝日岳。 中央奥に霞むは、その平らな形が特徴の苗場山。

新潟の山々。小笠より。 越後の山はまだ雪景色です。
左端の2つピークは小沢岳・下津川山、中央は中ノ岳・越後駒ヶ岳、右端のなだらかな山が平ヶ岳です。

小笠から笠ヶ岳へ。 笠ヶ岳に取り付きます。

山頂近くは45度の雪斜度で滑りたい〜!
実際にボードで滑った跡もありました。
山頂直下で敗退。※まきくまさんより頂いた画像
このへんまで登りました。

至仏山方面。 笠ヶ岳より。 まっきーとはっしー、判ります?

尾瀬ヶ原と燧ヶ岳 悪沢岳より。
まっこと爽快な場所でした。左から景鶴山、会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、そして尾瀬ヶ原が一望です。 画像には入っていないですが、もちろん至仏山やアヤメ平も眺められます。残雪期はオススメな頂ですよ。

ミズバショウ 水芭蕉 サトイモ科

戸倉までの帰りの林道で、まきくま号が急停車。
なんだぁ?と見てみれば、林の奥まで水芭蕉がたくさん咲いていた。

こんなところにも咲くんですね。こんなの見ちゃうと、また今年も足しげく尾瀬に通うんだろうなぁ。

最後に小笠から見た上越国境の展望図を。↑画像クリック!

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