至仏山・尾瀬ヶ原 2228.1m/約1400m05.07.09

尾瀬戸倉スキー場Pに駐車 乗り合いタクシーにて鳩待峠
鳩待峠       5:10
笠ヶ岳       8:05
至仏山      10:30
山ノ鼻      12:20
ヨッピ橋−竜宮十字路−山ノ鼻
鳩待峠      15:35
乗り合いタクシーにて尾瀬戸倉P 16:00

今回の尾瀬は至仏山の花(特にホソバヒナウスユキソウ)を目的に出かけた。
乗り合いタクシーで一番乗りした鳩待峠は濃い霧の中だった。次々と小型バスが到着するのですぐに登山道へ入る。
笠ヶ岳の分岐までは同じペースで歩いていた花に詳しい人から、色々と説明してもらいながらの道中となり大変勉強になった。

千島薄葉菫 萼裏白瓔珞 白根葵
チシマウスバスミレ
絶滅危惧II類(VU)
ガクウラジロヨウラク シラネオアイ

信濃金梅 小梅尅
シナノキンバイ コバイケイソウ(コバイケイ)

オヤマ沢田代は真っ白で足元の木道しか見えない。ハクサンコザクラも咲いていたが、花は少ないように感じる。

分岐から笠ヶ岳に向うがぬかるみが多く、また、樹林帯を越えると水分を含んだ冷たい風で髪の毛や装備が濡れ、何度か引き返そうかとも思った。 でも斜面を埋めるチングルマや、夏らしいヨツバシオガマなどが目に入ると、そんな気持ちもすぐに吹っ飛んだ。

稚児車の群生 白山千鳥 四葉塩竈
チングルマの群生 ハクサンチドリ ヨツバシオガマ

稚児車の果穂 白山一花 高嶺棕櫚草
チングルマの果穂 ハクサンイチゲ タカネシュロソウ
(ムラサキタカネアオヤギソウ)

笠ヶ岳の直下まで進むと急に明るくなり、片藤沼あたりまでの雲も取れ、笠ヶ岳の斜面が見え出してきた。

笠ヶ岳 細葉雛薄雪草
分岐から笠ヶ岳を見上げる
夏のアルプスのようだ。滑りやすい急登だが
晴れれば上には360度の展望が待っている。
岩に咲くホソバヒナウスユキソウ
よくもこんなところで咲いているもんだ。

誰にも邪魔されない頂上での憩いの時間はなによりだ。ホソバヒナウスユキソウもたくさん咲いている。 またミヤマムラサキを岩陰に浮かぶように咲いているのを久しぶりに見ることができた。 展望だけが心残りだったが、また来る理由ができたということにしておこう。

笠ヶ岳では花の多さに驚いた。じっくり花を撮影したい人にはおすすめです。

峰薄雪草 岩下野 金露梅
ミネウスユキソウ イワシモツケ
落葉低木
キンロバイ
落葉低木

細葉爪草 上州黄花の駒の爪 細葉雛薄雪草
ホソバツメクサ(コバノツメクサ) ジョウエツキバナノコマノツメ ホソバヒナウスユキソウ
絶滅危惧II類(VU)

高嶺塩竈 深山紫 加藤繁縷
タカネシオガマ ミヤマムラサキ カトウハコベ
絶滅危惧II類(VU)

ちょっと長居しすぎてしまった。至仏山へと急ぐ。 だが、やはり”深田百名山”また、ホソバヒナウスユキソウが咲く”花の百名山”の混み様はすごい。 オヤマ沢田代の分岐まで来ると、20名ぐらいの団体の列が続いていた。朝はあんなに静かだったのにと、ため息が出る。

登山道 至仏山
何度も抜かさせてもらったが”急行”の連呼はやめて欲しい。自分の集団が激遅ってことを判っていてね。
至仏山
小至仏山より。いやぁ、なかなかの姿です。

至仏山の近くで尾瀬草を見つけることができた。写真を撮っていると通り過ぎる人も多い。目立たない花だからか。 登山者による踏み付けも数が少なくなる原因だそうだ。

白山小桜 細葉雛薄雪草 梅旗竿
ハクサンコザクラ ホソバヒナウスユキソウ ウメハタザオ

尾瀬草 雪割草 至仏山
オゼソウ
絶滅危惧II類(VU)
ユキワリソウ 至仏山の山頂

山頂では多くの人が楽しい昼食の時間をとっていた。手作りの料理、またスイカを持ってきているグループもいた。 私は隅の方でおにぎりを食べ始めたが、次々と到着する登山者は座ることもできずに立っているほどになる。 こんな賑やかな山頂にはいる意味が無いので急いで食事を済ませ山ノ鼻へ下山を始めた。

高天原へ 高天原
高天原へ
急に静かになります。鳩待峠からの日帰りの方が多いようです。
高天原
この辺までは木道も続いて歩き易いです。

深山大文字草 高嶺薔薇 上州東菊
ミヤマダイモンジソウ タカネバラ(タカネイバラ)
落葉低木
ジョウシュウアズマギク

雲居碇草 桧扇菖蒲 上州東菊、細葉雛薄雪草、高嶺塩竈
クモイイカリソウ
絶滅危惧II類(VU)
ヒオウギアヤメ 花達の競演!

高天原から下の道は滑りやすくてまいった。どんなに気をつけていても蛇紋岩はツルッとなる。
山ノ鼻に着く頃は足がガクガクになっていた。ここでCTとにらめっこして、尾瀬ヶ原周遊の時間がギリギリあることを確認して出発する。  ※鳩待峠の乗り合いタクシーの最終は5時。

尾瀬ヶ原 カキツバタと池沼
尾瀬ヶ原の木道はそれほど混んでいなかった。 カキツバタと池沼

尾瀬ヶ原 池沼
ニッコウキスゲと至仏山
キスゲのピークはもう少し後だが、牛首からヨッピ橋方向へ少し進んだ群生は見応えがあった。
池沼

燧ヶ岳 中田代
燧ヶ岳
かすんではいるが大きく見える。
中田代
キスゲの中の木道歩きは楽しいです。

尾瀬ヶ原の花達です。

朱鷺草 沢蘭(旭蘭) 金光花、金黄花
トキソウ
絶滅危惧II類(VU)
サワラン(アサヒラン) キンコウカ

未草 柳虎尾 尾瀬大戟
ヒツジグサ ヤナギトラノオ オゼタイゲキ

蔓苔桃 長葉の毛氈苔 大伶人草
ツルコケモモ ナガバノモウセンゴケ
絶滅危惧II類(VU)
オオレイジンソウ

色々な山を歩いて花も多く見ているつもりでいたが、今日初めて見る花が10を超えていた。見た花の7,8割は載せたと思うが、花の山旅としては今が一番良い時期なのだろう。
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