高尾山のスプリングエフェメラル 07.02.24
晴れ
高尾山口駅−琵琶滝コース−高尾山−城山−日影沢林道−
旧甲州街道−蛇滝−1号路−高尾山口駅

まだまだ雪山で遊びたいところだが、この暖かさな日差しで花粉が舞って目がかゆい毎日。 そんな症状が出てくると花もあちこちで咲くもので、高尾山ではスミレやハナネコノメが咲き始めたという話。 それではと、好天予報の土曜日に計画的寝坊をして出かけてきた。

一番最初に目に入ったのはユリワサビ。まだほとんど咲いていないが、花と認識するには小さ過ぎる白い花が点々と咲いている。

琵琶滝を過ぎて5分ほど歩くと、フライングしたニリンソウの花を1輪だけ見つけた。 いち早く咲いたはいいが、寒さに花びらが縮こまっている様だ。

今度は左の岩肌にネコノメソウの群生場所。日陰なのでどうかなと思っていたが足下にちょこっと咲いていた。 この花を見ると今年も花旅が始まった合図です。

高尾山を越え、そのまま早足で城山へ。城山直下にはアオイスミレが多く咲くが、今年も同じ場所にかなり地味に咲いていた。 とても小さなスミレなので、私のようなモノ好きじゃないと見落とすだろう。 私が撮っていると「わっ、スミレですか?」と、嬉しそうに笑顔でカメラを構えている登山者もいた。こちらも嬉しい。

城山でなめこ汁を頂いたらアスファルトの日影沢林道を下る。しばらく下ると日当たりのよい斜面にタチツボスミレが満面の笑み。 ああ、春だなぁ。今年も何ヶ月かは付き合うスミレだ。よろしくね。

日影沢下部ではいかにもなニリンソウが数輪ほど。そして驚いたことにアズマイチゲも咲き始めている! 温度がまだ低いので、反り返るようには開いていないが、可憐な白い花びらが光に透けて、風に揺れる姿がかわいい。

林道末端の木道を降りるとハナネコノメの群生地。日当たりが良いので、すでに見頃を迎えていた。 不思議な造形のコチャルメルソウもなんとか見つけることができた。

いつもは嬉しい早春の花たちですが今年は複雑な気持ちですね。 今年が特に早いんだとは思いますが、こうやってじょじょに2月に咲くのが普通になっていくのかも・・・。 帰りにズボンのひざの汚れに気付く。春の花は背が低いものばかり。 ズボンの汚れを見て「また春が来たんだなぁ」としみじみ思う電車の中だった。最初の花の山としては満足な一日だなぁ。

高尾山口駅       10:35
高尾山         11:40
城山          12:20着 12:30発
日影沢下部       13:15
蛇滝−一号路−高尾山口 15:00

ユリワサビ 百合山葵
アブラナ科 ワサビ属
もう少ししたら山の湿った場所にたくさん咲きます。葉をもんで匂いを嗅いでみて下さい。
ニリンソウ 二輪草
キンポウゲ科 イチリンソウ属
あらら、寒さで花弁が縮こまっています。

ハナネコノメ 花猫の目
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
早春の高尾山を代表する花です。
よい天気
汗して登っていると顔がチリチリと痛い。これは花粉の影響かと。

高尾山の山頂は広くなった
山頂の展望台(富士山に一番近い場所)周辺も広がっていて憩うベンチも増えていました。
富士山の裾野
頭もちょこっと見えます。

アオイスミレ 葵菫
スミレ科 スミレ属
早春の菫の代表。小さい花ですが繊細な色合いです。
なめこ汁 250円 七味かけ放題
定番中の定番。今日はビール無し!偉い!

タチツボスミレ 立坪菫
スミレ科 スミレ属
菫と言ったらこれを指すほうがいいのかも?というほどお目にかかる菫です。
立坪菫のアップ
日陰なので少しピンクがかって写っています。

アズマイチゲ 東一華
キンポウゲ科 イチリンソウ属
温度が高くなると反り返って咲きますよ
アズマイチゲ
もう咲いているなんて!早すぎ!
スプリングエフェメラルの代表選手です。

ニリンソウ
日影沢の対岸ではアズマイチゲと競うように咲きます。
花猫の目
日影沢下部の木道終点の沢では早く見頃を迎えます。

コチャルメルソウ 小哨吶草
ユキノシタ科 チャルメルソウ属
名前は花の形が楽器の”ちゃるめら”に似ることによる。似てるかな? →花拡大
コチャルメルソウ
葉はこんな感じです。花にはとげとげした毛が出ているから、チャルメラには見えないかな。

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