鳳凰山(薬師岳) 2780m 06.03.25
晴れ
夜叉神峠登山口P−薬師岳往復

雪の白峰三山の展望が見たくて、また、冬山の締めくくりとして、南ア前衛の鳳凰山薬師岳へ出かけた。 実は先週も同じく夜叉神から登ったが、トレースが無かったので1人でのつぼ足のラッセルでは苺平までが限界だった。 後続グループに誘われて辻山へ向かったが、それも直下で胸近くまで潜る箇所があって敗退。ラッセラーな1日。 火事場跡ですれ違った登山者が南御室小屋泊(冬期小屋)の予定だったので、今日もトレースが残っているだろうと期待していた。

昨晩に降った雪で登山口から白くなった道を進む。幸い雪の量は少なく調子良く上がっていく。 火事場痕の手前で鈴の音が後ろから聞こえてきた。「後からラッセル泥棒するかもー」と言っていた、いのせさんだ。 私も飛ばして来たのに追い付かれちゃったよ、早いなぁ。飛ばし気味でこわばっていた足を白峰三山の眺めを見ながら休ませる。

ここから砂払岳の森林限界までは深い雪が続くが、金曜から入っている3人パーティ(薬師岳で会った)の3時間のラッセルのおかげで、楽をさせてもらって薬師岳まで登ることができた。 それでも、柔らかいパウダー状の雪で、トレースをたどっていても踏み抜きが多く足がガクガクしている。

薬師岳からは白峰三山や観音岳の展望が素晴らしい。谷からは絶えず雲が湧き上がってほほを撫でて通り抜けていく。 久々の高山気分を味わった。時間が迫っていたので長居はしなかったが、今シーズンの雪山の登り納めとして十分な内容。

※雪が良かったのでアイゼンやピッケルは使用しませんでしたが、春に向けて降雪も無くなり雪が減って凍結箇所が増えます。 しばらくは冬山装備で臨んで下さい。今回は南御室小屋から稜線へ上がる急登部分だけがアイゼン要と感じました。

夜叉神峠登山口P  5:10
夜叉神峠      6:10 −6℃
杖立峠       7:30
火事場痕      8:15  8:30発
南御室小屋     9:40
薬師岳      12:05 −4℃ 12:50発
夜叉神峠登山口P 17:05
上り:7時間
下り:4時間15分

夜明け
夜叉神峠への途中。

夜叉神峠への登山道

夜叉神峠
霧氷で木々が美しかった。

農鳥−間ノ
夜叉神峠にて。

雲が早くも湧きわがる
杖立峠への途中にて。

笊ヶ岳
杖立峠への途中にて。

白峰三山

火事場痕から

※今回の写真は、デジカメ(モードも違う),リバーサル,もらい物,と多種混ざっているので、色味が一定していないです。

南御室小屋
半分雪に埋もれてます。水場は完全に埋没で使用不可。掘り起こせば流れている、、そうです。

冬期小屋と冬期トイレ
収容人数は約5人。
砂払岳

中央に、いのせ女史。

白峰三山

砂払岳より。素晴らしい!絶景です。

観音岳(左)、薬師岳(右)

砂払岳より。

薬師小屋
屋根まですっぽり。もちろん冬期小屋も埋没で使用不可です。これでも今年は雪が少ないそうです。(南御室にて小屋の主の小林さんにばったり)

雪原を薬師へ向う
薬師に向かう私

上からいのせさんが撮ってくれました。 単独行ばかりなので、こういう写真は貴重です。

シュカブラと北岳

この写真を撮っている時の私が上の写真です。

※「山岳展望」のページに大きな画像を載せています。

観音岳

薬師岳から。周囲の温度は−5℃。風も強くこの辺りの雪は締まっていたので、つぼ足でも観音へ向かえそう。でも今日はここでタイムアップ!

極上の時間

この展望で昼ご飯。とても寒いが日光がありがたかった。

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