燕岳(つばくろだけ) 2762.9m 08.04.29-30
晴れ
1日目:中房温泉登山者用P−合戦小屋−燕山荘 テント設営後 燕岳往復(天泊)
2日目:燕山荘−中房温泉

1日目 4/29
中房温泉 登山者用駐車場(6:40)−第二ベンチ(8:10)−合戦小屋(10:10)−燕山荘(12:25)
テント設営後、燕岳往復

GW目前になっても山行案が浮かばなかったので、ふっと思い浮かんだこの時期の定番(?)の燕岳に出かけた。

登山者用駐車場

合戦尾根は数年前の夏に下山でのみしか使ったことが無く、車での中房温泉入りは初めてで少しドキドキ。 狭くて長い林道をやっと抜け、明るくなる頃に中房温泉の手前の登山者用駐車場に到着。

1時間半ほど仮眠してから車道を歩き始めた。気温は−4℃で思ったより寒かったが、登山口に着く頃にはすっかり温まり、山道からはロンT一枚になって登り始めた。 登山口からすぐに雪混じりの道となり、第一ベンチ以降はずっと雪道。アイゼンはできるだけ着けたくないクチなのだが、日陰の急登は硬く凍っているので、仕方なく富士見ベンチ付近にて装着した。

登りだすと程なくこんな道

第一ベンチ
雪だらけ

第二ベンチ
やっと雪の下から出てきた感じ

合戦小屋下部にて団体さん

久々の山歩きでバテバテになりながら合戦小屋に到着。そこはもう森林限界と言ってもいいぐらいに開けていた。 雪が多いので、以前夏に歩いた記憶とは全く違っている風景に驚く。

合戦小屋

小屋の表では、ジュース・ビール類やカップ麺を販売していた。ここでビールが売ってることは正直?なのだが、 上りでこの装備じゃなかったら&下りで運転者じゃなかったらこの暑さだもの、わたしゃ飲んじゃうだろうなぁ。

雪は例年よりやや多いとのことで、荷揚げのケーブル小屋や周辺の雪かきで小屋の人は忙しそう。

合戦沢ノ頭への急登を終えると青空と雪の稜線がまぶしい。さらに登っていくと燕山荘が見えてきた。 山荘までは稜線上を忠実に辿り、直下は左右が落ちていて見た感じスリルがあるが、実際に歩いてみればなんてことはない。 ただ早朝の硬くなっている時は慎重に。

燕山荘への尾根道

こんな開けた道だったかなぁ?記憶と合わないですが、雪道だからなのかも。気持ちいい道です。

左を見れば槍がひょっこり頭を出し 右を見れば、おお、懐かしき針ノ木と蓮華よ

燕山荘直下 燕山荘到着 埋もれてますねぇ

燕山荘では、ほほが緩みっ放しになる展望が広がっている。三脚とカメラザックの人も目に付き、この時期は写真目的の人も多いのだなと思った。 手が震えてくる展望だが、ここは我慢で早速天泊の手続きをし、空いていた暴風の雪ブロックが積んである場所を確保。小屋から一番近くで楽をした。

天場と燕岳

手前の青いのが私のテントでです。一番近いとこが空いててラッキーでした。って、自分で掘れっちゅーの。

設営後は燕岳を往復。コースはずっと雪道だが、要所には赤旗やロープがあり、しっかり踏まれているので、頂上までは問題なく登れた。 もちろんアイゼンとピッケルは必須です。

燕岳へ あーやっぱり撮っちゃいますか、イルカ君

ごくたまーに大地が出てました 燕岳山頂!

北燕岳 トレースはありませんでした 野口五郎岳と後ろに水晶岳

表銀座の稜線
燕岳山頂付近より

いつかは積雪期に歩きたい。

さて、山荘に戻ったら生ビールですよ。実はこの山旅、”GW北ア生ビール山行”の第二弾ですから。※第一弾は→こちら。 かーうまい!

そりゃ、うまいよね。ビールバンザイ!!

生が終わったら、天然冷蔵(冷凍?)庫でキンキンのプレモルが続きます。

へらへらと飲み続けて飲んだくれな夕方。大天井の方を眺めに行ったり、三脚を立てて燕の方へカメラを向けてみたけれど、 夕日が沈む野口五郎の方は、雲が多くて染まることなく夜になっっていった。ま、残念だけど朝に期待するか。

大天井岳へ続く稜線が輝く

槍は雲の中。また明日。

山荘の夕暮れ

テントの数は思ったより少なかった。山荘の宿泊客も見た目に少ない。まあ明日は暦では平日だしね。

あとはテントの中でラム酒タイム・・・と思って、とりあえずシュラフに潜ったら、いつもの如く寝てしまった。 15時頃から強くなっていた風は、一晩中テントをバタつかせた。
4/30
燕山荘(7:40)−中房温泉前(10:15)

3時半ごろに起きたが風はまだ強い。外はお月さんが照っているようで、テントの生地に雪壁の影が映っていた。 月夜の燕を撮ろうと、外に吊るしておいた温度計を見てみたら−13℃。この風と気温で外に出る気は一気に失せて、二度寝。

夜明けは日の出側に雲が溜まり、これまた染まることなく遅い日の出となった。上空の天気自体は絶好な両日だったのに拍子抜けだなぁ。

燕岳 テン場より

槍と槍見の人々

さて、合戦尾根をまた下ります

のんびりしてから撤収開始。竹ペグを埋めた部分がカチカチに凍っているでピッケルで発掘作業。 なんか最近この為にピッケルを持ってきている気がしてならない。

下山を始めると稜線に風が遮られ無風状態。途端に暑くなって汗だくになりながら合戦小屋に着いた。 夏のようにスイカが売っていたら絶対かぶりついていたと思う。

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