2日目 04.08.08
北岳山荘〜間ノ岳〜熊ノ平小屋〜北荒川岳手前幕営適地

3000mの稜線をヘッドランプで歩くのは久しぶりだ。 昨日の天気は「北岳は連続で大快晴だから今回は雨でもいいや」なんて言っていたからバチが当たったのかも。 でも今日はさすがに雷雨の後らしく起きてみると満天の星空だった。

相変らず体は重かったが間ノ岳から見た南部の峰々の景色に(また来たよ、今度はそこまで行くぞ)という思いでやる気が出た。

間ノ岳から三峰岳までは歩く人も少なく静かになる。険しい道を下りちょこんとしたピークの三峰岳で昼食。 熊ノ平まではのんびりと歩いたが塩見岳はすでに雲に巻かれつつあった。

熊ノ平小屋でおやじさんに「北荒川岳・雪投沢の水場は煮沸要だしあんな臭い水は飲めないよ」と言われる。 幕営者が水場の上部で用を足すので大腸菌で汚染されているとのこと。 それではと熊ノ平小屋の美味しい水を4L汲んで出発したがどうも足が重くすぐに立ち止まってしまう。

この日は雪投沢の予定だったが北荒川岳にもたどり着けず雨も降り出した為、登山道脇に砂地のスペースを見つけ幕とした。

北岳山荘     4:20
間ノ岳      6:30 6:55発
熊ノ平小屋    9:20 9:45発
北荒川岳手前
幕営適地    12:20(幕営)

中白根山より

昨日のような天気もあれば今日のこの始まりもある。山を歩く人はだから登り続けるんだろう。

中白根山より

日の出位置から右に目を向ければ富士山が浮かんでいる。

間ノ岳

あっという間に明るくなってきた。間ノ岳が赤く照らされているうちに出発します。

北岳

北岳山荘のテントがまだ見える。私はテントの時はいつもシュラフに半分入りながら中で煮炊きをしますが、 朝日を浴びながらのんびり食べるのも最高でしょうね。次はまったりで。

南アルプス核心部

間ノ岳へ上がるとスカッとこの景色が待っている。左には3000mを優に越えているのに眼下にある農鳥岳。 中央やや右には南アルプスのど真ん中に位置する塩見岳。その向こうには荒川岳と荒川中岳に重なっているが赤石岳も見える。

南アルプス北部

と言ってもここ間ノ岳も北部か。右に大きく北岳、左は3032.6mの仙丈岳、中央右には甲斐駒ヶ岳。右奥に霞むは八ヶ岳。

富士に浮かぶシルエット

間ノ岳から農鳥方面へ向かう登山者。後から来る仲間と何を話しているんだろうか。

オンタデ
赤い若い実が付いているので雌株。

シナノオトギリ
弟切草です。信濃バージョンだと。

三峰岳のケルン

立ち上がれば頭は3000mを超える。雲の湧き上がりが早い。荒川岳の上にはもう出てます。

三国平

中央右には熊ノ平小屋も見えます。この辺りはほとんど人が歩いていません。多分ニコニコして歩いていたんでしょう、私は。
雲の湧き上がりの速さが上の写真と比較しても判ります。

ミヤマホツツジ

セリバシオガマ

コウメバチソウ

ミヤマアカバナ

ミヤマアケボノソウ

熊ノ平周辺
熊ノ平小屋の天場は小さいが一度は張ってみたいところだ。水もうまいし小屋前のテラスでは静かな山の夕が過ごせるだろう。

04南ア縦走TOP 3日目