2007GW 奥多摩奥秩父縦走 1日目  07.04.28
鴨沢バス停      10:10
堂所         12:10
ブナ坂        13:35
奥多摩小屋(天泊)  14:00

午前4時に目覚ましをセットしたはずが気が付いたら時計は7時前。いきなり3時間の寝坊。 準備が終わったのが日付の変わった午前2時頃だったので当たり前の話か。 天井を見ながら数分考えたのち、跳ね起きて用意しておいたザックを背負って駅へ向かった。

立川から奥多摩へは駅員さんの言う通りホリデー快速おくたま号に乗る。ドアが開いて中に入ると網棚はすべてザックで埋まっていた。 ちょっと笑ってしまうほど専用車両のように登山者がいっぱい。

一般の乗客の方も乗った瞬間「おわっ!」と声を出して驚いていた。 小声で「異様だよ」という話声も聞こえてきて、この光景は・・・そりゃ否定できないわな、と私も納得。
ホリデー快速奥多摩号車内

初日の予定はJR奥多摩駅から歩くはずだったが、この時間では午後の雷雨予報につかまってしまう。 仕方無く鴨沢から登るかと、似た格好の登山者で大賑わいのバスターミナルに急ぎ、発車寸前の丹波行きのバスに飛び乗った。 鴨沢で降りたのは10時過ぎ。ようやく山歩きが始まる。

山里は春まっさかり 山里は春まっさかり

天気は上々。奥多摩湖を取り囲む新緑には、日の光に照らされて山桜が点々と浮か上がり、これぞ春の山里風景というところ。 寝坊して少し腐っていた気持ちも和む。

超満員で数台到着したバスの乗客の中では私が一番大きいザックだったので抜かされるばかりだ。 しかも花を撮りながらだから、何やってんだ?というような目でも見られていたかも知れない。

ジュウニヒトエ タチツボスミレ マルバスミレ
ジュウニヒトエ 十二単 シソ科 タチツボスミレ 立坪菫 マルバスミレ 丸葉菫

ヒトリシズカ ミヤマキケマン チゴユリ
ヒトリシズカ
一人静 センリョウ科
ミヤマキケマン
深山黄華鬘 ケシ科
チゴユリ 稚児百合 ユリ科

ミツバツツジ ハシリドコロ ツルネコノメソウ
ミツバツツジ
三葉躑躅 ツツジ科
ハシロドコロ 走野老 ナス科 ツルネコノメソウ
蔓猫の目草 ユキノシタ科

下の方では小さな花がたくさん咲いていたが、標高をあげるにつれ登山道の脇を飾る花はほとんど無くなった。 まあ、天泊装備でいちいち花にかまけていると、すぐに足に疲れがきてしまうのでありがたい、という事にしておこう。

七ッ石小屋分岐までは青空が出ていたが、ブナ坂まで登ってくると頭上は暗い雲に覆われた。 そして五十人平のヘリポートでは突如横なぐりの風とあられ。遠くからは雷鳴も聞こえる。予報通り過ぎて感心するほど。

お隣のテント
本降りになる前に設営をしようとザックを置いたら、隣のテントから顔を出したのがなんとK林さんではないですか! お互い「おわっ!」と驚いた。直前に行くと聞いていたがまさか隣とは。まずは1杯といきたいところだが、 この天気なのでひとまずテントに入る。
お隣のテント

天候の荒れは4時前に回復して日が差し始めたので、外に出てK林親子と乾杯。 まだ冷たい風が吹いていて震えながらだが、雲が取れ出してきた富士を見ながらビールを飲んだ。

イエローズ 富士山と2人 白くなった飛竜山
K林親子と。私も黄色の同じ雨具なのでイエローズ結成です。 雲が取れて富士が染まった。この2人いい絵です。 白くなった飛竜山。

初日の夕食は賞味期限が近い食材の消費の為、アルファ米の五目御飯にお茶漬けの素をちょいっとふりかけて済ます。 水場はハナネコノメがひっそりと咲き、水量十分のうまい水を久々に飲んだ。

ハナネコノメ 天場 月明かりの天場
ハナネコノメ
花猫の目 ユキノシタ科
樹林側には5張。今日は計10張ほどのテント村です。 夜遅く月明かりの天場。

夕方また降りだした雪は、いつの間にかやんで夜空には星がきらめいていた。やはり初日に稜線まで上がっておいてよかった。
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