南アルプス足跡つなげの旅 1日目 06.08.12

畑薙第一ダムP      8:55バス発車
(東海フォレスト管理の駐車場)
椹島の林道の登山口   10:05 1150m
赤石小屋(素泊)    14:25 2550m

お盆連休で高速は大渋滞。畑薙の駐車場に夜中に着いて、一杯飲んで仮眠する予定だったのに、着いたのは始発8時のバス発車5分前。100台は入りそうな駐車場はほとんど埋まっていた。 高速を降りたときは余裕で着くと考えていたが、清水ICから83kmも下道(ほとんど林道)を走らされるとは思わなかった。

駐車場の入口にはマイクロバス1台と長い登山者の列。あと2台ぐらい来て出発かなと思ってたら、すでに登山者を満杯に乗せていたバスはそのまま発車してしまい、並んでいる登山者は大人しく待っている。 ん?と思って係員らしき人に状況を聞いてみると、今日は混雑が激しく6時から臨時バスが運行しているが間に合っていないらしい。 この駐車場の混み様と夏期連休が始まる土曜だということを考えれば仕方ないか。

9時前に臨時バスに乗ることができた。ようし、バスで寝てやるぞ!と乗り込んだのに、定員きっちりなので天泊装備の大型ザックをヒザに抱えることになった。ああ、今日の登りは大丈夫だろうか。 標高差1400mを天泊装備で一気に上がることになる。なにげに先週の早月尾根の登山口から小屋までの標高差と同じだし。

バスは椹島行きだが、ロッジや売店に寄らないで東尾根にすぐ登る人は、林道からの登山口で降ろしてもらえた。バスの中では何か食べられる状況ではなかったので、腹ごしらえとストレッチを済ましてから登り始めた。

いきなり長い階段から始まり、その後も急登の連続で、展望も花も無い登山道をひたすら登る。でも寝不足なはずなのに調子がいい。このところの天泊山行のおかげだろう。 振り返ると木立の間から笊ヶ岳が見える。いつの間にか標高を稼いでいたことに気付く。赤石小屋までもうすぐというところで頭上を暗い雲が覆い、上の山稜から雷の音が聞こえてきた。 雨も降り出してきたが、あと数分で小屋に着くとみて歩みを早めた。そして小屋の軒下に駆け込んだ瞬間に間近で雷鳴が轟き大粒の雷雨に変わった。ギリギリセーフ!

椹島からの林道の登山口 シャクジョウソウ 錫杖草 超怪しげな極彩色のキノコ?
椹島からの林道の登山口 シャクジョウソウ 錫杖草 超怪しげな極彩色のキノコ?
これで中毒になる人はチャレンジャー

さて、こうも降りっぷりがいいとテントを張る気がおきない。水溜りができている場所もあり、展望的にみても魅力を感じない天場だ。 雷雨は待っていれば止みそうだが、ビールの入った頭であれこれ理由を考え、バス乗車の時に購入した東海フォレスト管理の小屋で使える3000円券を早くも使うことに決めた。 寝具無しの素泊まり代は4000円。券を使って1000円の支払いとなる

雨があがってからは小屋の裏手の展望台に上がってテーブルで飲み始めた。展望台からは今回は登らない悪沢岳も見える。まだ煙る赤石岳を見ながら夕飯の焼きそばと追加のビールで過ごした。

左:荒川前・中岳,右:悪沢岳 稜線が煙る赤岳 今回の標準メニューは焼きそば
左:荒川前・中岳,右:悪沢岳
展望台から
稜線が煙る赤岳
展望台から
今回の標準メニューは焼きそば
おマヨで更にレベルアーップ!

ここの水場は素泊まり小屋の脇から下りる。湧き水を溜めた大きなタンクからパイプで流れ出ていた。まあまあの水量。下り5分、登り7分。道は悪いのでサンダルは不可、明るいうちに汲む必要有り。

素泊小屋の様子 素泊小屋の様子

最初は私だけだった素泊まり小屋も最終的には3,4割の入りになった。食事付きの登山者でも素泊まり小屋に振り分けられるほど本館は満員らしい。

夕方、小屋前に設置されている寒暖計は8℃。涼しいというか寒い。でもこの寒さが高山に来たことを実感させてくれてなんだか嬉しかった。
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