■なぜ花が好きになったんだろうか

山を歩き始めた頃は、高山植物など見向きもせずに、展望と山頂での食事が楽しみだった。
それに山の花などは不思議と目につかなかったように思う。

7月の北岳に登った時も「黄色いのやオレンジ色の花が咲いてるな。」ぐらいで、
クルマユリでさえ名前も知らず、近寄ってカメラの被写体にすることもなかった。

そんな私が花の写真を撮るようになったのは、2002年7月の1週間に及ぶ南アルプス縦走から。
初めてのアルプスの縦走だったので、私なりに綿密な計画を立てようと、山の本やガイドブックを眺めていると、
ページをめくる度に高山植物がきれいな写真付きで紹介されていた。
「鳳凰山にはタカネビランジ?、仙丈にはミヤマクロユリ?ふーん・・・」
スミレと言われても、どんな形か色かも想像できないほど花には興味が無かったので、
長い名前の高山植物はほとんど覚えることが出来なかった。
ただ、せっかく歩くんだし、見つけた花は全て撮ってこようとフィルムを多目に持って出かけた。

いざ花に目を向けて歩いてみると、そこは夏の南アルプス、驚くほどの花の種類だった。
帰ってきてからの花の同定作業は大変だったが、ひっそりと咲く花、斜面を埋めるお花畑などの光景が、
写真を見る度に思い出され、花を見つけて歩く山もいいもんだなぁ、と素直に思った。

それ以来、”花”という山の魅力が加わり、私の山の楽しみ方の幅が広がって、更に山が好きになった。

また人間の収集癖を満足させることにもなるんだろうけど、新しい花を見つけた時は本当にうれしいもんだ。


■高嶺の花

私にとってまだ見ぬ本当に”高嶺の花”です。※順不同

・コマクサ・・・・・・・白馬岳 05.07.18
・キタダケソウ
・レンゲショウマ
・トガクシショウマ・・・尾瀬 05.06.12
・シラネアオイ ・・・・尾瀬 05.06.12
・セツブンソウ・・・・・四阿屋山近くの自生地にて 05.03.18
・ヒナザクラ
・ヒメサユリ
・シレトコスミレ
・ホテイラン
・ハヤチネウスユキソウ
・ミスミソウ
・オウレン
・イワタバコ

シレトコスミレやホテイランが難しいところですね。

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